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参拝の仕方
一、身支度
参拝の正装として、白衣を羽織り、輪袈裟を首にかける。輪袈裟のみの略装でも問題ありません。お教本と納札に数珠、火をつける物も忘れずに持っていきましょう。
二、入山
山門にて手を合わせて一礼をして境内に入ります。帰りも忘れないようにしましょう。
三、身を清める
山門をくぐり、手水鉢で手を洗い、ひしゃくに直接口を付けずにすすぎます。口をすすぐ事は、体の内と外を清める行為でもあります。もし水が流れていない場合は手のみ清めましょう。
四、本堂にて
献灯、献香をして、納札を納めて礼拝し、お経を奉納します。納札はお堂の納札箱、写経は写経箱に納めましょう。写経灯明料はお賽銭と共に各お堂に納めます。
五、大師堂にて
本堂と同じように献灯、献香をして、納札を納めて礼拝し、お経を奉納します。
六、お納経(ご朱印)
読経を終えた後、納経所にてお納経(ご朱印)をいただきます。お納経を受けられる時間は基本的に午前七時から午後五時までとなります。お納経は(ご朱印)記念スタンプではありません。そのことを十分に心にしてお受けください。
取材してわかったこと
観光目的で来られる方が増えています。皆様、ゴミは必ず持ち帰りましょう。そして忘れ物をする方が多いようです(特にベンチに携帯電話・スマートフォン等)。バスや車に戻る際には必ず「携帯電話」や「スマートフォン」を確認しましょう。
観光都市「松山」にとっては訪れる皆様が増えるのはとても嬉しいことですが、真摯な気持ちで真言宗の修行をされているお遍路さんへのエチケットはとても大事だと思います。