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第52番札 瀧雲山 護持院 太山寺
御詠歌:太山へのぼれば汗のいでけれど 後の世思へば何の苦もなし
真 言:おん まか きゃろにきゃ そわか
外観
一の門、さらに二の門の先には、杉の古木が生い茂る急坂の参道が続き、国の重要文化財の仁王門があります。愛媛県下最古の木造建築物である本堂には、須弥壇にある歴代天皇の勅納仏、七体の十一面観音があり、仁王門同様に国の重要文化財に認定されています。本堂は鎌倉時代(1305年)に再建され、国宝に指定されています。
鐘楼堂
江戸時代に再建された建物の中には、県の指定文化財となっている梵鐘があります。壁画の地獄、極楽絵図は青の色彩が印象深く、思わず見入ってしまうほどです。
亀の石
大・中・小とあるうちの中の石。昔、村祭りで若者たちがこの石で力自慢をして競っていました。体格の良い人でもなかなか持ち上がりません。持ち上げられた人はどこまで運べたのでしょうか。
聖徳太子堂(夢殿)
法隆寺の夢殿に御安置されている聖徳太子の像と同じ太子像がお祀りされています。学業成就に御利益があると言われ、成人の日の太子祭りには、多くの人が入試祈願に訪れます。奉納するものは「おしゃもじ」で、願いをすくい取っていただき、幸せをすくいあげていただく、と言われています。
宗派:真言宗智山派
本尊:十一面観世音菩薩
住所:799-2662愛媛県松山市太山寺町1730
電話番号:089-978-0329
駐車場:普通50台・大型5台(普通車がない場合) 無料
(2015年10月現在)