お遍路さん松山編
"地元民が松山をご案内します"

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第47番札所 熊野山 妙見院 八坂寺

御詠歌:花をみてうたよむ人は八坂寺三仏じょうの緑とこそきけ

真 言:おん あみりた ていせいから うん


外観

山門

四国八十八ヶ所の四十七番札所です。熊野山妙見院と号し、総本山醍醐寺末寺で、真言宗古義派の寺院です。

寺伝によると、600年代に修道院の開祖役行者小角が開山、大宝元(701)年に文武天皇の勅願書として小千(越智)伊予守玉興が七堂伽藍を建てたといわれています。 中世には、紀予国(和歌山県)から熊野権現が勧請され、十二社権現がまつられて熊野山八坂寺と呼ばれるようになりました。


本堂

本堂

本堂の地下室には、全国の信者から奉納された阿弥陀尊像が約8,000祀られています。 2034年が次回本尊開帳の年ですが2014年に特別開帳されました。50年に一度の開帳です。

本堂は1300年の歴史があり鎌倉時代に建てられました。


宝篋印塔

宝篋印塔

過去現在未来にわたる諸仏の全身舎利を奉蔵するために「宝篋印塔陀羅陀経」を収めた供養塔です。高さ2メートル。

石造は鎌倉中期から造立されました。


いやさか不動尊

いやさか不動尊

益々栄えるを意味します。背後の山はかつて、修験道場の山として栄えた大堂山(現在の大友山)です。

毎年4月29日に柴燈大護摩供火渡り修行が厳かに行なわれ、衰退していた修験道が復興されました。


えんま堂

えんま堂

大師堂と本堂の間にはえんま堂があります。「地獄の途」、「極楽の途」があり、地獄には、畜生道、餓鬼道などが、極楽には美しい浄土が描かれています。

「極楽往生通行手形」
極楽往生通行手形を受けられた方は今までの過ちをえんま大王様の前で悔改める決意をしましょう。 仏教の「戒」とは「よい習慣を身につける」という意味です。私たちも歩きましたがものすごく痛かったです。

御住職様からのメッセージ

「これからお遍路にいらっしゃる皆様に向けて」

~三界は客舎の如し、一心は是れ本居なり~

迷いと苦しみの境界であるのがこの世であり、あたかも旅の宿のようなものであって、心のうえで長く留まるべきところではありません。私たちが住むべきところは、「わが一心」すなわち生まれながら心中に持つ仏さんの世界です。

遍路の経験は、私たちが生きていく上で、少なからず、心に変化を起こします。悩みは悩みでなくなり、迷いは何を迷っているかを忘れてしまいます。仏さんの安らかな宿を見つけます。有難いことです。

                                合掌



宗派:真言宗醍醐派
本尊:阿弥陀如来(伝恵心僧都作)
住所:791-1133愛媛県松山市浄瑠璃町八坂773
電話番号:089-963-0271
駐車場:普通50台・終日 無料
(2015年10月現在)

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